2019/09/19 カテゴリー:ブログ
近年はヨガが流行しています。ハリウッドセレブ・富豪から一般市民まで手軽に気軽に学べて健康を目指せるツールです。そこまで流行する理由は、ヨガは突き詰めればどこまでも健康になり体内の不純物を浄化できるからにほかなりません。医者や他人に頼らず自分の力で筋肉だけではなく内臓までコントロールし健康になれるとはなんと素晴らしいツールなのかと私も強く思います。
さて、そんなヨガとは切っても離せないものがあります。それは「呼吸法」です。呼吸法こそヨガの基本であり、もちろん初心者でもできますが突き詰めていけばかなり奥深い部分でもあります。その呼吸法には様々な種類があります。
・片鼻呼吸(ナーディ・ショーダナ)
・ウジャイ呼吸
・カパラバディ呼吸
・シータリー呼吸
などなど。体温を上げたり下げたり、呼吸器を鍛えたり内臓を刺激したりと呼吸法だけでも自分の身体に良い変化をもたらせます。
上記の呼吸法は名前だけではピンと来ないと思います。それもそのはずです。これらは応用編だからです。では最も基本的な呼吸をご紹介していきますね。
・腹式呼吸
・胸式呼吸
・鎖骨式呼吸
・全式呼吸
この四つです。
腹式呼吸は聞いたことがあると思います。息を吸った時にお腹が膨らむものです。胸式呼吸は胸を膨らませる。
ここまではなんとなく想像がつくと思います。
その次の鎖骨式呼吸。これもそのまま鎖骨の部分を膨らませます。
このそれぞれの呼吸で大切なのは、膨らませる部分以外は膨らませてはいけないという事です。腹式では胸と鎖骨を抑える。胸式は腹と鎖骨を抑える。鎖骨式は腹と胸を抑える。それぞれが大切です。この三つで一番難しいのは鎖骨式です。そもそも鎖骨の部分を動かすことのイメージが付かないことや動いたとしても感覚がわからなかったり、そもそも呼吸する上で腹も胸も動かさないこと自体が難易度が高いです。
しかし腹も胸も抑えたまま鎖骨の部分(肺の上部のみ)を動かして呼吸ができるようになると肩や首も楽になります。
そしてその次に「全式呼吸」です。これは腹式と胸式と鎖骨式を合わせた呼吸法です。
簡単に述べると「肺全部を膨らませて呼吸する」です。腹も胸も鎖骨も膨らませて呼吸します。これができるようになると、肺全体のストレッチと普段の呼吸では届かない部分にまで空気が大量に入るので、自律神経が整います。
気合を入れたいとき、緊張を解きたいとき、リラックスしたいとき眠りたい時にこの全式呼吸をしてあげるとやりやすくなりますよ。
ですが全式呼吸は腹式、胸式、鎖骨式ができない段階ではしないでください。
正しく肺を膨らませてあげないと疲労がたまるだけで効果がかなり薄いです。まずは腹式呼吸を楽にできるようになるところから始めましょう(o^―^o)
そして最後に大切なことがあります。この腹式呼吸も胸式呼吸も鎖骨式呼吸も背骨の柔軟性がないと上手くできません。どうしても背骨がしなやかでないと肺を膨らませるだけで身体に力が入ってしまい、呼吸をコントロールするどころではありません。しなやかでない背骨、その原因は背骨の歪みです。
当院は背骨を真っすぐにする施術を行っています。背骨を整えることによって呼吸のコントロールができやすくなりますので、ぜひ一度当院で施術を受けてみて下さいね(o^―
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