2018/07/26 カテゴリー:ブログ
少し前にテニスの4大大会であるウインブルドン選手権がありましたね。ジョコビッチ選手の復活に胸が熱くなりました!ウインブルドンを観ていて思い出したことがあったのでご紹介します。最近、私たちの所に肘の痛みで来られた女性の方がいました。その方は昔からテニスをされる方で、ここ最近から肘の痛みに悩まされていたそうです。整形外科の方にもいかれていたみたいで、肘に炎症が起きていると言われたとおっしゃっていました。この肘の炎症ですが、テニスをよくしている方に多くみられます。肘の所にある外側上顆という所に炎症が起こって痛みがでます。外側上顆には肘の伸筋群の(肘を伸ばしたり手首を曲げたりするときに働く)筋肉がたくさん付着していて、テニスのスイング(特にバックハンド)の負担で伸筋群に負担がかかり外側上顆を炎症させてしまいます。テニスだけでなく、手首を良く使う方でもこの肘の症状は出て来ることもあります。手紙をよく書いたり字を書くことが多い方、ずっとキーボードをたたいている方、庭掃除や畑仕事でよく草引きをする方、料理を良くされる方(鍋をよく振る)等、手首を反らす事が多い方にこの症状がみられることが多いです。先ほど書いた肘の伸筋群は手首に繋がる筋肉もあるので、手首を良く使うとこの伸筋群に負担が掛かり外側上顆に炎症を起こしてしまうのです。この肘の痛みを軽減させるには、安静にして患部を冷やしてストレッチすると機能的です。ですが、家事仕事やパソコン仕事が多い方はなかなか安静にしていることも難しいと思います。
そんな時は私たちの所に一度ご相談しに来てください。痛みが無くなるようにしっかりと施術してまいます。
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